トゥルースケールミニチュア 1/43 マクラーレンMP4/6 No1
'91ブラジルGP優勝 A.セナ
音速の貴公子A.セナの母国GP初勝利と、グッドイヤータイヤのF1 250勝目が重なったメモリアルマシンとのこと(一勝目は'65メキシコのホンダF1)。シンプルなカラーリングと、あまり色気のないスタイルのマクラーレンながら、最新の製品だけあって、繊細な足回りや、フロントウイング翼端板の凝った造型、通信用アンテナなども、ひととおり再現され上々の仕上がり。又風防周りがマルボロレッドの初期型は、過去余り模型化されておらず、目新しさを感じます。附属のタバコデカールは、身だしなみに厳しそうなロン・デニスを思い出しながら、丁寧にバランス良く貼りましょう。尚マルボロのVラインの頂点は白デカールを貼る指定ですが、使用せずに赤デカールの部分をカットして、地の白を出した方がスッキリ決まるでしょう。早いもので2014年はセナの没後20年となります。昔はヘソ曲がりでマイナー好きでしたが、今は素直な気持ちで、栄光のマシンを手に彼の勇姿を偲んでみたい気分です。
スパーク 1/43 モーガン・ニッサン オークレーシング No45 LM13
アートカー好きにとって、レース成績は関係なく、カラーリングのインパクトだけで総合優勝級のクルマです。カラフルなモザイク柄に、交通標識や信号、給油装置などのグラフィックが踊り、フランスらしく、こっそりブラックなネタもちりばめられていて、見れば見るほど賑やかで楽しいクルマになっています。私は若い頃、デカール貼り神栖一「自称)で色々大作に挑戦していましたが、この様な全面デカールは、ボディにうまくフィットしないのが当たり前で、それを調整して貼って行くのが又楽しみでもありました。現在はデジタル技術により、ボディの3Dデータをスキャンして、精密な展開図を基に、正確なデカールを作れるのでしょうが、それでもアナログな手作業で貼るのは今も昔も一緒。あとはパート毎の分業体制で、こんな面倒な物を商品化してしまうのですから恐れ入ります。
今年(2013年)気に入ったミニカー?!
ロングトミカ ノンスケール ニチユ 三菱フォークリフト エレクトリック
築地市場などで大活躍している小さな電動のトレーラーです。発売になったばかりですが中々いい味出してますね。アクセサリーのマグロやクーラーボックスも雰囲気満点で、更にもう1セット買って長い編成にしてみたり、ねじり鉢巻きにゴム長の兄ちゃんを乗っけてみたりなどすると、一層ムードが出そうです。日頃トンがった鋭いクルマばかり買っているだけに、たまにこういった地味な働くクルマが妙に愛おしく、さすがに目の付けどころがトミカだなと感心させられます。個人的にはドタバタした一年でしたが、どうにか無事に終わりそうです。来年は消費増税にもめげず、お国のためにバンバン無駄使いするとしましょう。