2012年5月30日水曜日

ナカタトシアキの気になる新製品


TLVネオ 1/43 日産パラメディック 高規格救急車
毎日必ずどこかで走っているけど、あまりお世話になりたくない、日常の中の非日常のクルマです。実車を個人的に観察していると怪しまれそうですが、ミニカーになればゆっくり見学できます。1/43でも大きな車体は、裏板も金属製なので結構重量が有り、中々見事なものです。室内の造り込みも、運転席からウォークスルーの構造や、備品棚、酸素ボンベなどの機能的なレイアウトがキチンと再現され、バックドアの開かないのが惜しい位です。後付け部品に、バックミラーのステッカーや補助ミラーのパーツが有りますが、補助ミラーを接着しても左フェンダー周辺のブリスターを切り欠いてやれば箱に入るので必ずや貼っ付けてしまいましょう。

スパーク 1/43ランチア LC1 No53 LM'83
かつてのグループC規定は長続きしたので、名車ポルシェ956・962が大成功しましたが、その影で埋もれて行った迷車、珍車も多数ありました。一見前年のランチアGr.6に屋根を付けただけの感じですが、可愛らしいクルマです。過去にトップモデルから、やはりレジン製の素朴な製品が発売されていたものの、こちらはスパークスタンダードな仕上がりで、マイナー好きにはたまりません。
紅白シマシマの目出度いカラーリングや、フランス語のスポンサー広告、そしてドライバーには2年後0.2秒位ブラバムに在籍して、N.ピケのチームメイトだったフランソワ・エスノーが名を連ねるなど見どころ満載?です。ところで、レースはてっきりリタイヤと思い込んでいましたが、調べてみると、前年より排気量をアップしたエンジンで耐久性を増し、周回数不足ながら24時間をとりあえず走り切ったようです。