エブロ 1/43 日野サムライ '67日本GP
昔のアニメ「グランプリの鷹」の後半に”サムライ”というレースカー(ガスタービン車!!)が登場して来るのですが、その元ネタのクルマです。
昔のアニメ「グランプリの鷹」の後半に”サムライ”というレースカー(ガスタービン車!!)が登場して来るのですが、その元ネタのクルマです。
日野といってもエンジンだけで車体はアメリカ製、しかしそのスタイルは線が細く女性的で何となくヨーロッパ調、もっといえばフランス的ですが「サムライ」という直球勝負の名にふさわしく、日本刀の様なシャープさも感じます。
余計な開口部が目立たずスムーズな流線形のボディは実に美しく、F40の先取りみたいなウイング周辺も決まっています。
朱色っぽい赤に白いゼッケンサークルのシンプルなカラーリングが流麗さを際立たせていますが、これは日の丸の紅白を逆転した様で、とても洒落た演出に思えます。
大きなウインドから良く見える車内は、黄色のスペースフレームがアクセントとなり、日野の1.3lエンジンなどもひととおり再現され、過不足ない仕上がりとなっています。
今やトラックメーカーとなり、ダカールラリー位しか思い浮かばない日野のレース活動ですが、かつて悲運の名車があった亊。
そして国内全ての自動車メーカーが注目していた「日本グランプリ」という一大イベントのすごさなど、様々な想像が広がる1台で晩酌が進みます。(実は何もなくとも進みますが)
ミニチャンプス 1/43 ランボルギーニ カウンタックLP400 1974
スーパーカーの横綱カウンタックは、ブーム当時子供だった世代には永遠のあこがれです。今回の製品は珍しく初期型が再現され、理想を追求した原型に近い姿が味わえます。
目立つポイントは枠の少ないドアウインドと、非対称のノーズのスリットなどでしょうか。
ところで私見ですが、カウンタックは初期のプレーンなスタイルの方が好みです。LP500Sの様にウイングなどを装着すると、クルマだか何だかわからないUFOみたいな謎の物体感が弱くなり、普通の自動車に見えてしまうのです。
パッケージには実車の側面写真が使われ、モーターショー会場のようにセンス良く飾れるのが難いです。
そして写真右に実車スペックの記載が有り、何と最高速度が315km/hとなっていいます。確か昔習った?時は300km/hと記憶していたのですが、いつの間に当時世界最速になったのでしょうか。
フェラーリの関係者がこれを見たら怒りそうなので、かなりヤバいアイテムです(笑)。