2012年8月29日水曜日

ナカタトシアキの気になる新製品

スパーク 1/43 シャドウDN8 No16 日本GP '77

同年モナコでデビューした期待のルーキー、リカルド・パトレーゼのマシンです。
翌年の新チーム、アロウズでの活躍はともかく、10年後の鈴鹿でも尚現役で来日し、一時は最多出走を記録するなど、大ベテランになって行く未来を、この時誰が想像したでしょう。
当時はほとんどのチームがDFVユーザーでしたから、クルマの設計者のアイデアがアドバンテージになる時代であり、フェラーリやマクラーレンに比べ予算の少ないシャドウチームながら、まずまず実戦的なクルマを造り上げ、このシーズンは貴重な一勝を挙げています(オーストリアGP:A.ジョーンズ)。
カラーリングは悪者っぽい黒基調から白に変更され、BMWみたいな三色ストライプがワンポイントになっています。
上から見るとスリムでサイドラジエター周辺の造型と併せ、矢の様なフォルムを形成。細かい所では金属線を曲げたロールバーがプラ成型品より実感があり、エンジン右にはシフトリンケージが再現され、ちゃんとミッションと繫がっていたりします。又ノーズのカーNoや、ウイングのロゴマークなどが印刷処理され、デカール貼りの工数をなるべく減らそうとしている様です。それからサイドスカート装備なのを初めて知りました。
マイナーなチームでもきちんとリサーチしていて感心します。最後にこうして地味なクルマのラインナップが充実して行く中で、王者のフェラーリが契約の問題もあり、同じクオリティの物をコレクション出来ないのは何とも複雑な気がします。



トミカリミテッド・ビンテージ 1/64 ニッサン シビリアン ハトヤホテル

まだまだ猛暑が続き、温泉よりも行水したい今日この頃ですが、過ぎ去った昭和のレジャーを感じさせる送迎バスの登場です。
白地に涼しげな青のチェッカーストライプと、赤い「ハトヤホテル」のロゴマークというわかりやすいカラーリング。
当時のCMソングや映像も思い出されます。
去る連休中は体調も今一というか、暑さのためにやる気が出なくて、あまり遠出しませんでしたが、ささやかな旅行気分を味わえる一台です(せっかく消費税率が上がるのに、こんなライフスタイルではお国のためになりませんなーーーーーー反省)。