2012年10月31日水曜日

ナカタトシアキの気になる新製品


レーヴコレクション 1/43 スピリット ホンダ201C イギリスGP83

ホンダが15年振りにF1に戻ってきたのは83年夏、前年F2を戦ったスピリットと組んでの出走となりました。
F2改造のシャーシはともかく、角ばった箱のようなサイドポンツーンやエンジン周りが丸見えの無骨でツギハチなスタイルは、お世辞にもカッコいいとは言えません。
ホンダはこのシーズンをエンジン開発テストと割り切っていたものとみえ、リアカウルが無いのは、ピットインしたらすぐエンジンを触れるという事で、とにかくどんどんレースを走らせてデータを集め戦えるエンジンに育てていったのでしょう。それにしてもレースをテストに使うとは、正に"走る実験室"です。
昔ウェーブから1/43のキットが出ていた以外これといって商品化のなかったこのクルマがついに完成品で発売され、第二期ホンダF1のラインナップがほぼ出揃ったのは喜ばしいことです。



トミカリミテッドヴィンテージ ホンダS600クーペ
ロードスターに比べてあまり商品化のないクーペモデルが実に可愛らしく仕上がっています。
繊細なグリルの格子やライトなどにより、スケールを感じさせない引き締まった顔つき。意外と忘れがちなホイールは、ちゃんとS600用の5本スポークとなっています。
それにしても、フェアレディZなどと並べてみると、更にコンパクトなスタイル。
自動車を着る様なクルマ=モビルスーツ(笑)感も、屋根が付いたことで一層強調され昨今の大きなクルマを見るにつけ、スポーツカーかく有るべしと言う思いを新たにします。以前、スズキ カプチーノのハードトップ付に乗せてもらった事があります。このクルマも丁度そんな感じなのでしょうか。
当初セダンとトラックばかりのシリーズだったTLVも段々クーペやスポーツタイプのモデルが増えてきました。この調子でヨタ8の発売も密かに期待しています。