トミカ No26 1/67 東海大学ソーラーカー 東海チャレンジャー
再生可能エネルギーが何かと話題の昨今でもソーラーカーの商品化は珍しい。太陽エネルギーを有効に活用すべく、空気抵抗の低減や軽量化などの極限設計は、ある意味レーシングカーよりもシビアで、タイヤも転がり抵抗や路面との摩擦減少のためか、独特の3輪レイアウトとなっています。上面のソーラーパネル中心から、やや後ろ寄りに島のように設置された操縦席も、理想的な重量配分を追求した結果と思われ、超ロングノーズなスタイルとなりました。製品はシンプルなスタイルながら見所充分な仕上がり。印刷処理のソーラーパネルは結構実感があり、附属のステッカーをきちんと貼ってやれば、更に精密感がアップします。この様なクルマはもちろん、一般的な乗用車から農機具、建機や果てはヘリコプターにまで目を配っているトミカは実に健全なラインナップで、大人のコレクターでも時々ハッとさせられます。(でも、専門バカで病気のマニア道もまた楽し)
トミカリミテッドビンテージ 1/64 ニッサンスカイラインバン TBSラジオカー
近年は便利な情報端末を一人ひとりが携帯し、自分に都合のいい情報だけをすぐに引っ張り出せて、いい時代になったものですが、私が学生の時分はラジオが情報源のひとつでした。休日などは一日中かけっ放しにしていると、時間帯によって様々な世代向けの情報が発信され、やがてどうでもいい?!自然と蓄積して、それが人間形成に役立ったといったら言い過ぎでしょうか。製品は有り物の色替えですが、アンテナなどの装備品が新規パーツで追加の他、パッケージにはおなじみの毒蝮三太夫氏のインタビューが記載され、雰囲気を盛り上げています。車体に書いてある”950”という数字は昔の周波数で「そういえば、中学の頃今の954khzに変更になったんだなあ」とか、このミニカーをネタにラジオの話しだけでいくらでも出来そうです。ラジオの世界はテレビに比べると歩みが緩やかで、我々が学生の時から活躍の人が未だ現役で出演したりしています。たまの休日に、一日中ラジオをかけっ放しいすると、何か発見があるかも知れません。